みんないろんなトコ行ってるなぁ。
自分も先日、GWの振替で２連休だったんだけど当然何のプランもなく、
せめて書店には行こうと午前中からでかける事に。
とりあえずこの２日間で何か１冊でも読破しようと買ってみたのがコレ。
2時間は居たかな、いろんな分野の本を見て回りました。
その中でもこの本は一個人の価値観も入ったマニュアルっぽくない視点から書かれたものだったので読んでみようかと。
ファッション文化の社会学的要素の強い、なかなか珍しい本だと思います。
パリ、ニューヨーク、東京のファッションの捉え方をそれぞれうまく説明してて、
やはりファッションというと、文化や風習にも関わるものだから、
三都市で捉え方が結構違うんですよね。
パリのファッションは乱暴にまとめるとシック。
シャネルが「私はファッションではなくスタイルを作り上げた」と言っているように、
ファッションは移り変わりするもので、スタイルはスタンダードというか、
つまるところ基準のようなもの。 パリっ子はファッショナブルではなくて、
スタンダード＋自分らしさみたいな感じのファッションをするようです。
それから、日本人が服を見るときは、服がいいとか、組み合わせがいいとか言うところを
見るんだけど、パリっ子はその人を表現する服かどうかを見るそう。
日本人が服というモノ中心で、パリっ子は人中心。このあたりはおもしろい。
ニューヨークは、アメリカ人らしくマーケティング主義。
あと、ラルフローレンって、イラストも描けないんですよね。
でも、お店の雰囲気とか接客の統一とかでお客さんが全体の雰囲気を感じるように
トータルコーディネートするそう。
東京は、表参道のファッション棲み分け図みたいなのがあって、
表参道がよくわからない人はこの本を読んでから行くといいんじゃないかと思います。w
文化、風土と気質の違う都市の流行や消費、もちろん様々ですが、
国内外のブランドを取り扱うウチみたいなセレクトショップは参考になる部分もたくさんありました。
久しぶりのスピードラーニング的読書。
意外と集中できて良かったです。はい。
あ、KINDLEも使ってますよ。w
さぁ～ 続いてはッ
もはや定番!! こちらのコーナーッ!!!
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